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ダイヤモンドを身につけるシーンでのマナー例

2021.03.11

数ある宝石の中でも圧倒的な人気を誇るダイヤモンド。

身につけるジュエリーの中でも幅広い活躍が期待できるジュエリーですが、それは決してどんなシーンでもOKというわけではありません。

特に葬儀や結婚式といった冠婚葬祭の場においては細かなマナーがある為、何も考えずにダイヤモンドのジュエリーを身に付けてしまうと失敗してしまう可能性もあるのです。

実際にビジネスシーンや冠婚葬祭などでダイヤモンドを身に着けることで、変に浮いてしまって失敗を経験したことがあるという人もいるのではないでしょうか?

ダイヤモンドの美しさは、正しい場面で正しい身に着け方で初めて真価を発揮すると言っても過言ではありません。

今回は、そんな「ダイヤモンドを身につけるシーンでのマナー例」について解説していきたいと思います。

結婚式で気を付けるべきダイヤモンドジュエリー

仲の良かった友人・知人の結婚式に招待された時、パーティードレスやバッグなどの支度をするかと思いますが、それに合わせてジュエリーなどの小物もきらびやかな物を用意したくなりますよね。

しかし、ここで一つ注意点があります。

そのきらびやかなダイヤモンドのジュエリーは、結婚式においてNGとなってしまう可能性もあるのです。

ダイヤモンドジュエリーは華やかできらびやかな印象を与えてくれることから、問題があるどころか、これ以上ないぐらい相性が抜群でその場にふさわしいジュエリーであると考える方も多いかもしれません。

実は「昼間に行われる結婚式」については、その服装のマナーも変わるのです。

例えば「派手すぎる」「花嫁とジュエリーが被る」「カジュアルすぎる」「ブランドのロゴが大きく入っている」というダイヤモンドジュエリーであれば、NGな要素としてはわかりやすいのではないでしょうか。

昼間に行われる結婚式では、上記に当てはまらない上品なダイヤモンドジュエリーであってもNGとなってしまうこともあります。

それは、「ダイヤモンドが写真撮影に悪影響を及ぼしてしまうから」です。

一般的に幸せに満ち溢れる結婚式において、専属のカメラマンが花嫁や花婿はもちろんのこと、親族や友人との写真なども撮影しますよね。

身に付けたダイヤモンドジュエリーにカメラのフラッシュが反射をしてしまうことで、写真に大きく影響してしまいます。

近頃は、晴れた日に結婚式場のお庭で撮影する機会も多いため、結婚式参加の際は抑えておきたいマナーの一つです。

昼間に行われる結婚式であれば、シルバーや真珠(パール)、サンゴといった控えめな輝きを持つジュエリーを身に付けるのがベストでしょう。

ただし、あくまでも「昼間に行われる結婚式」でのマナーとなるので、夜に行われる結婚式の場合はゴールドやクリスタルと並んでダイヤモンドジュエリーが最適です。ダイヤモンドが照明に照らされることで、その輝きが映え、結婚式に華やかさをもたらしてくれます。

また、ダイヤモンドが装飾されていることの多い「結婚指輪」であれば、昼間の結婚式であっても身に付けてもOKとなっています。

今までの解説は、洋装の結婚式に当てはまることですが、和装の結婚式となるとまたマナーは変わります。

着物などの和装には、ネックレスやピアスといった装飾品は全般NGです。

和装の場合も結婚指輪だけは例外で問題ないとされているため、洋装の結婚式同様に時間帯によってダイヤモンドの扱いに気を付けるようにしましょう。

葬儀などで気を付けるべきダイヤモンドジュエリー

葬儀のようなお悔やみの場では、元来装飾品は身に着けないものとされてきましたが、近年は「涙を表すジュエリー」と言われている真珠(パール)や黒真珠、オニキスのジュエリーを身に付けて参列するのが基本となります。

和装の場合は、身に着けずに参列することとなりますが、洋装の場合も必ず付ける必要はありません。

きらびやかなジュエリーは間違いなくふさわしくありませんので、ダイヤモンドが装飾されているものは、必ず身に着けないようにしましょう。

上記で挙げたもの以外であれば、シルバーやプラチナ、ホワイトゴールドなど、光沢があまり目立たないジュエリーであれば問題ないケースもありますが、中にはそういったジュエリーそのものがお悔やみの場に好ましくないと判断する人もいますので、避けるのが無難でしょう。

また、「結婚指輪」に関しては、ジュエリーが付いていないシルバーやプラチナなどの結婚指輪であれば装着に問題はありませんが、石の大きさにかかわらずダイヤモンドやゴールドがあしらわれたものはNGと言われています。

地域や家柄などによってもルールの違いがあるので、一概にダイヤモンドやゴールドを着けてはいけない、というわけではありませんが、迷ったときは「着けない」と覚えましょう。

ビジネスで気を付けるべきダイヤモンドジュエリー

ダイヤモンドの美しさを常に感じていたいという想いから、ビジネスシーンでも身に着けたくなりますよね。

しかし、ビジネスシーンでもダイヤモンドがNGとされるシーンがあります。

特に事務系の仕事をしている人の場合はダイヤモンドのような輝きの強いジュエリーは避けたほうが良いことも。

他にも輝きだけでなく、電話を取るときに受話器にあたってお互いに傷つけてしまったり、ぶつかる音が気になるなど、避けたほうが良い理由は多々あります。

また、現場作業系の仕事では特にNGとなります。

ダイヤモンドなどの石の付いた指輪を着けたままものを運んだりすると、運んでいるものが傷ついたり、ものにひっかかって怪我に繋がったりとデメリットが目立ちます。

結婚指輪やあまり目立たない小ぶりなダイヤモンドジュエリーであれば付けて問題ないという職場も増えてきていますが、中には未だNGという会社もありますので、事前にしっかりと確認しておいた方が良いでしょう。

ちなみに、一見相性が良さそうなアパレル系のビジネスシーンにおいても、「商品を傷つけてしまう恐れがある」という理由から、大ぶりなダイヤモンドなどのジュエリーがNGとなっていることが多いです。

これもその企業によってそれぞれ違いがあり、あまり目立たないシンプルな物であればOKという企業もあるので、上司などに確認を取ってから身に付けるかどうかを判断しましょう。

学校行事で気を付けるべきダイヤモンドジュエリー

お子様がいらっしゃる方は、入学式や卒業式、授業参観など学校行事へ参列する機会が増えてきた場合にジュエリーを身に着けることになるでしょう。

これらの学校行事は昼間に行われることが多いため、結婚式と同様に光が必要以上に反射しないよう輝きが控えめのものを選ぶのがおすすめです。

そのため、ダイヤモンドよりも真珠を優先して採用すると、華美になりすぎず上品で落ち着いた印象を与えることができます。

もしも、どうしてもダイヤモンドを身に着けたい場合は、大ぶりのものは避け、ワンポイントの小ぶりのネックレスやピアス・イヤリングとしておくことで、落ち着いてまとまった印象になります。

まとめ

今回は、ダイヤモンドを身につけるシーンでのマナー例について解説してきました。

ダイヤモンドジュエリーは、昼間の結婚式や葬儀の場ではNGであるなど、いつでも身に付けて大丈夫というわけではないので注意が必要です。

全ての行事の参加に共通して意識するべきことは、とにかく周囲を意識して、「派手になりすぎない」ことです。

近頃は結婚指輪であれば問題なし、という場面も増えてきていますが、そういったジュエリーを身に付ける上でのマナーをしっかりと理解した上で、ダイヤモンドの輝きを正しく美しく、暮らしに取り入れるようにしていきましょう。

 

最後に

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