ダイヤモンドにまつわる知識や雑学
2021.03.11
ダイヤモンドと言えば4月の誕生石で知られていると思います。
他にも、ダイヤモンドを評価する時の基準である4C(カラット・カラー・カット・クラリティ)の事をご存じの人も多いかもしれません。
しかし、ダイヤモンドには他にもたくさんの秘密や物語が存在するのです。
そういったダイヤモンドにまつわる知識や雑学を知ることで、よりダイヤモンドに対する愛情は増していくはずです。
この記事では、そんな「ダイヤモンドにまつわる知識や雑学」について解説していきたいと思います。
ローマ時代においてダイヤモンドは宝石扱いされていなかった
現代においてダイヤモンドと言えば世界中の女性から愛される最高クラスの宝石として有名ですが、なんと古代ローマ時代ではダイヤモンドは宝石扱いされていなかったのです。
当時のダイヤモンドは主にインドで採掘されていましたが、そのどんな鉱石よりも硬い性質に神秘的な魅力を感じローマまで運んでいました。
しかし、あくまでも正八面体の結晶として、「魔除けやお守り」のような使われ方をしていたそうです。
1700年代に入り「ラウンドブリリアントカット」が開発されてからは、その眩い輝きを武器にヨーロッパの社交界で主役の座に躍り出るまでに価値を高めたのです。
世界最大のダイヤモンドってどれくらいの重さ?
ダイヤモンドの重さを表す単位としては、「カラット」という言葉が用いられますよね。
1カラットが0.2gで「1ct」というように表記されますが、カラット数が2倍になると価格は約4倍、カラット数が3倍になると価格が約8倍というように計算をすると、重さによるおよその価値がわかるのです。
そんなダイヤモンドの重さを考えていると、「世界で一番重いダイヤモンドはどれくらいのカラット何だろう?」と疑問に思う人もいるはずです。
実は、1905年1月26日に南アフリカのカリナン鉱山で驚くべき重さのダイヤモンドの原石が発見されていたのです。
そのカラット数はなんと「3106.75カラット」
先ほど、「カラット数が2倍になると価格は約4倍、カラット数が3倍になると価格が約8倍というように計算をする」と解説したことを踏まえると、想像を絶する価値のダイヤモンド原石だということが一瞬でわかりますよね。
およそですが、日本円で「約2.600億円」の価値があると言われているのです。
たった一つのダイヤモンドが約2.600億円の価値というのは驚きですよね。
その後3人の研磨職人の手によって9つの大きなダイヤモンドと96個の小さなダイヤモンドに切り出され、現在もイギリスの王室または王族個人が所有しています。
(いくつかのダイヤモンドはロンドン塔で永久展示されている)
あまりの重さ、あまりの硬さによって、割る為の工具が何度も壊れてしまったという話も残っています。
ダイヤモンドの基礎用語
ダイヤモンドの購入を検討していて、いろいろなジュエリー店を巡ってみたり、ネットで調べていたりすると、聞いたこともないような専門用語が目や耳に飛び込んでくるかと思います。
ここでは、「カラット」や「カラー」「カット」「クラリティ」といった馴染みのある用語の他の基礎用語をいくつか解説していきたいと思います。
・インクルージョン
インクルージョンとは、ダイヤモンドの内部に含まれた異物のことです。
黒い点のような見える異物のほかにも、割れや成長線、双晶線などもインクルージョンに含まれます。
・キューレット
キューレットは、ラウンドブリリアントカットが欠けることを防ぐためにカットされた面の事です。
・グレーディングレポート
グレーディングレポートとは、ダイヤモンドの品質鑑定書の事で、「カラット・カラー・カット・クラリティ」の「4C」を評価基準にして鑑定されています。
・ブレミッシュ
ブレミッシュとは、ダイヤモンドの表面にできた傷の内、軽い研磨で取り除くことができる傷の事です。
・メレ
メレとは、比較的小粒のダイヤモンドの事を指します。
日本では、およそ0.18ct以下のダイヤモンドを指すことが多いようです。
・ハート&キューピット
ハート&キューピットとは、ラウンドブリリアントカットのダイヤモンド特有の模様の事です。
上部からはキューピットの矢のような模様が、下部からはハートのような模様を見ることができます。
まとめ
今回は、ダイヤモンドにまつわる知識や雑学について解説してきました。
「ローマ時代においてダイヤモンドは宝石扱いされていなかった」ことや「世界最大のダイヤモンドの大きさ」「ダイヤモンドの基礎用語」といったことがお分かりいただけたかと思います。
ダイヤモンドを知れば知るほど、更にその輝きの虜になってしまうのではないでしょうか?
ぜひ更にダイヤモンドというジュエリーを知り、自分を更に魅力的に演出してくれるダイヤモンドを見つけ購入してみてはいかがでしょうか?
最後に
OBARAオバライオン千歳店は毎日午前9:00~午後21:00まで営業中です。
お仕事終わりにもゆったりご覧いただけます。
特に土曜日の午前の時間帯は、ご来店におすすめとなっております。
ジュエリーコーディネーターの資格者である店頭スタッフが、懇切丁寧にご対応させていただきます。
ダイヤモンドをお求めの際は、ぜひ当店にてご来店お待ちしております。