3月の誕生石～アクアマリン・サンゴ・アイオライト・ブラッドストーン

こんにちは
北海道千歳市のジュエリーアンドウォッチ OBARAイオン千歳店です。
北海道千歳市にて、地域最大級の結婚指輪や婚約指輪を取り揃えております。

誕生石について、今回は3月のお話になります。

OBARAオバライオン千歳店がおすすめしているお守り誕生石を選んでいただく上で、知っておくことでより良いジュエリーを選んでいただきたいと思っております。

3月の誕生石は、アクアマリンとサンゴが有名どころのジュエリーでしたが、2021年12月の誕生石の改訂により、新たにアイオライトとブラッドストーンも誕生石の仲間として加わりました。

誕生石の種類が豊富で、どのジュエリーを誕生石として選ぶか悩みがちですね。
新たな誕生石も含めた、3月の誕生石を選ぶ参考になればと思います。

 

3月の誕生石

・アクアマリン

アクアマリンの石言葉は、「幸福」「富」「聡明」。

愛や恋愛に強い意味を持つ誕生石が多い中で、アクアマリンは精神に落ち着きを与え、その行動を穏やかなものとすることで怒りや葛藤を洗い流し、様々な幸運や良縁を導いてくれると言われています。

アクアマリンは水をイメージさせるような透き通った青のカラーリングから海の色と呼ばれ、海の力が宿っているとまで言われていました。それに由来してラテン語で水を意味するアクア、海を意味するマリンを組み合わせた名前をしています。

ギリシャ神話では、透き通った美しい見た目から「海の精の宝物」、「人魚の涙」と称されることも。当時のヨーロッパではそんな逸話を受けて、船乗りたちはアクアマリンを航海のお守りとして、大切にしていたようです。

水そのものが汚れや悪いものを洗い流す象徴として世界的に見られていることもあり、アクアマリン自身も強力な魔除けの力を持つ神秘的な石として扱われています。

また、アクアマリンは鉱物学上では、ベリル（緑柱石）の仲間で、エメラルドと同じ分類です。

グリーンの輝きを持つのがエメラルドで、水色の輝きを持つのがアクアマリンと、実は大きな違いはありません。その違いは含まれる成分によって現れます。

アクアマリンは、ベリルに鉄が多く含まれることで透き通った水色の輝きを放ちますが、エメラルドは鉄に加えてバナジウムなど他に様々な成分が含まれることで、深い緑色の輝きとなります。

ちなみに、アクアマリンの水色も、含まれる鉄分の量によっては青味が大きく変動します。

OBARAオバライオン千歳店のオリジナルブランド「Bijou OBARA（ビジュオバラ）」でも、アクアマリンのリングとネックレスを取り扱っています。

アクアマリンリング

￥550,000（税込）

アクアマリンプチネックレス

￥211,200（税込）

・サンゴ（コーラル）

サンゴ（コーラル）の石言葉は、「長寿」「聡明」「幸福」。

サンゴについては、過去の記事にて特に詳しくご紹介しています。
サンゴの魅力をより理解するには、コチラの記事を読んでいただくことをおすすめします。

ちなみに、宝石珊瑚には赤　ピンク　白　などの色があり、赤珊瑚の中でもとくに色が濃く高品質なものを血赤珊瑚と呼ばれます。
中でも高知県の土佐沖で取れる血赤珊瑚は世界中から大きな評価を受けており、海外では「TOSA」の名で親しまれ、大変人気です。

・アイオライト

アイオライトの石言葉は、「道を示す」、「誠実」、「愛を貫く」。

鉱物名は「コーディエライト」。
アイオライトという名前は、ギリシャ語の青紫を意味する「IOS」と石「LITHOS」を組み合わせて名付けられました。上から見るとスミレ色、横から見ると無色に見えるという不思議な色合いとなっています。

新たに3月の誕生石としてアイオライトが選ばれた理由として、コーディエライトの名前の由来となったフランスの地質学者ルイ・コルディエの誕生日が、3月だったからとされています。

アイオライトの輝きは独特で、上から見るとすみれ色、横から見るとほとんど無色に見える不思議な石です。
このような多彩な顔を見せるアイオライトの最大の魅力は多色性にあると言っても良いでしょう。

まだ光の角度によって色が変わるメカニズムが解明されていなかった古代では、その現象そのものがスピリチュアルな超常現象として捉えられており、なにかの力に反応して色が変わる不思議な石として扱われていました。
かつて北欧のヴァイキングがアイオライトの薄い板を偏光器として扱い、羅針盤の役割を果たしていたと言われています。
アイオライトのお陰で、海賊たちは安全な航海を続けることができたため、航海のお守りとしても愛されていました。

・ブラッドストーン

ブラッドストーンの石言葉は、「勇気」、「安産」、「聡明」。

ブラッドストーンは誕生石として扱われる以前からも、人類の歴史で最古のヒーリングストーンとして、パワーストーンの側面から重宝されていました。
深い緑色に飛び散る鮮烈な赤色が血液を想起させ、ブラッドストーンと名付けられています。

力強く、新しいことへチャレンジしたいという人を応援する力と、大切な人を思いやり寄り添う優しい心を養う力を持ちます。

酸素の循環を良くして血液に力を与えると言われるブラッドストーンは、濃緑色に血を連想させる赤い斑点のあるカルセドニー（玉髄）と呼ばれる種類の石です。別名ヘリオトロープとも呼ばれます。

キリストが十字架にかけられたとき、傷口から鮮血が緑の大地に滴り石へと形を変えたのがブラッドストーンという伝説があります。
古代では緑色は大地、赤色は聖なるもののエネルギーをそれぞれ持っているとされ、「絶対の力」の象徴として貴重視されていました。

古代エジプトでは、粉末状にしたブラッドストーンをはちみつに混ぜ、止血に用いるという薬のように、中世ヨーロッパでも騎士たちの怪我を防ぐという願掛けから、戦場へ赴く際のお守りとして重宝されました。

また、ヘリオトロープという同じ名前の花があります。
こちらと混同しやすいため、基本的に石の方はブラッドストーンと呼ばれることが多いです。
石について調べたいときは、ブラッドストーンで調べると探しやすいです。

 

まとめ

3月の誕生石、アクアマリン・サンゴ・アイオライト・ブラッドストーンについての解説でした。
誕生石の種類が多いからこそ、自分に合った愛着の湧く誕生石を選びやすいですね。

次回は、4月の誕生石をご紹介しますので、お見逃しなく。

1月と2月の誕生石については、コチラから。

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