カラーストーンの世界~グランディディエライトの魅力~
2022.10.20
緑色のジュエリーといえば、エメラルドが有名ですが、魅力的な緑色の宝石と認められるものはまだまだたくさんあります。
日本古来より装飾品にも使用されてきた翡翠(ジェード)、明るく透明度の高い緑色が特徴的なペリドットなど、同じ緑色でも様々なジュエリーが世に出回っています。
今回はその中でも、近頃注目を集めている緑色のジュエリーであるグランディディエライトについてご紹介します。
グランディディエライトとは?
グランディディエライトは、緑よりも翠といった字がよく似合う爽やかなグリーンが特徴的なカラーストーンです。
その特徴的な字面でもあるグランディディエライトという名前は、発見者ではなくマダガスカルの自然学者から取られています。
発見されたのは1902年と、20世紀に入ってすぐ。宝石たちの中でも若手にあたります。
世界中での発見報告はあったものの、宝石として認められるほどのクオリティを持つものはなく、長らく存在を忘れ去られていた時期もありました。
しかし、初発見から100年後の2003年にスリランカでグランディディエライトの透明な結晶が発見されてから状況は一変。瞬く間にグランディディエライトは奇跡の石として、認知されることとなりました。その後、2014年にもマダガスカルで宝石質の原石が発見され、2018年頃から徐々に市場に姿を表すこととなります。
こうした経緯から、グランディディエライトは本当の意味で、近頃宝石市場に姿を表したニュースターと言えるでしょう。
ちなみに、日本国内ではパライバトルマリンと話題になった時期が被っていたこともあり、混同されていることも少なくありません。パライバトルマリンは比較的スカイブルーのような爽やかな青が強いジュエリーですが、グランディディエライトは翡翠色のような翠が強いジュエリーと覚えておくと、見分けやすいです。どちらも他のジュエリーにはない独特な輝きを持つ個性的なジュエリーであることには変わりありません。
石言葉
グランディディエライトの石言葉は「新たな冒険」「旅立ち」「情熱」。
努力の成就へ突き進みたいとき、新しいことを始めるための勇気がほしいときなど、自分から行動して何かを達成したいと考えたときこそ、グランディディエライトは力になってくれることでしょう。
まとめ
数多いジュエリーの中でも、まだ歴史が浅いグランディディエライト。
その美しさは歴史の深さに関わらず、唯一のものです。
緑色のジュエリーをお求めの際は、エメラルド以外の魅力もぜひ深掘りしてみてください。
OBARAイオン千歳店でも、グランディディエライトの取り扱いがございますので、ぜひお問い合わせください。
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