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宝石の国から学ぶカラーストーン~ダイヤモンド編

2021.09.24

月刊アフタヌーンにて市川春子先生が連載中の「宝石の国」(既刊11巻)にてモチーフとされている宝石を一部ご紹介しました。

その登場人物の中でも、最もポピュラーとされている宝石のダイヤモンドは、特に種類が多く、作中でも多くのダイヤモンドが兄弟として登場します。

今回はそんなダイヤモンドについて、登場人物の視点から解説します。

 

ダイヤモンド

愛称はダイヤ。

物腰が柔らかく心優しい性格ですが、悩みやすくネガティブな一面が多い。

登場人物の宝石たちは男性的もしくは中性的な仕草が多い中で、珍しく女性的な仕草が目立つ中性的な容姿をしており、実際のダイヤモンド同様に七色に輝く髪を持っています。

後述で紹介する弟のボルツとコンビで侵略者である月人を退けていますが、柔和な容姿とは裏腹に、高い戦闘能力を持つ弟にコンプレックスを抱いています。

元となった宝石は硬度10で最も硬い宝石と言われる、皆さんご存知のあのダイヤモンドがモチーフとなっています。

4月の誕生石としても選ばれており、結晶の形は八面体や十二面体が多く、六面体になっているものもあります。

ダイヤモンドが虹色のような輝きを放つのは、ダイヤモンド内部で光の全反射が起こりやすいためであり、加工によく用いられるブリリアントカットはこの性質を最も生かして美しく加工する手法になります。

最も硬い宝石と言われるため、他の貴金属と一緒に取り扱う場合は注意が必要です。ダイヤモンドよりも硬度の低い貴金属が傷だらけになってしまうこともあります。

また、実は上から叩きつけられる力(ハンマーで叩くなど)には弱く、衝撃によっては簡単に欠けたり割れたりすることもあります。

最高の硬さを持っていても、他のジュエリー同様に丁寧に扱うことが大切です。

石の持つ意味は「不滅の愛」。恋愛のパワーストーンとしても、ダイヤモンドは重宝されています。

ボルツ

ダイヤの弟。

宝石たちの中ではトップクラスの戦闘能力を持ち、硬度10の長い髪を使った攻撃と防御で月人を圧倒します。その様子から周りは彼を戦闘狂と呼びますが、冷静沈着でとても合理的な性格。普段の言動に似合わずクラゲ集めが趣味だったりとても寝相が悪かったりする一面も。

元になった宝石はカーボナード。別名ブラックダイヤモンドです。

色が黒く、多結晶なので、単結晶の通常のダイヤモンドよりも硬いです。

硬度は同じですが、構造上の特徴から硬さはカーボナードが勝ります。

その頑丈さと希少性から高価ではありますが、あまり宝飾用としての需要がないので、ダイヤモンドよりも安価で取引されがちです。

特徴的な深い黒色は鉄鉱石やグラファイトが混ざっているため発色されます。

もちろん需要が少ないといえど、アクセサリーとして市場に出回っているものもあり、天然物として評価の高いものは通常のダイヤモンドに引けを取らないほど高級です。

パワーストーンとしても扱われており、悪魔も欲しがるほどの強い力の石と言われています。持っているだけで、自分のありとあらゆる行いに力強さをもたらしてくれます。

特に恋愛面では、通常のダイヤモンドの持つ不滅の愛という意味をカーボナードも持っているので、さらに強い愛情と絆を手に入れることができるでしょう。

 

イエローダイヤモンド

最も長く生きる宝石で、作中の宝石たちからはダイヤモンド種に限らず「おにいさま」と呼ばれる年長者です。

愛称はその明るい黄色から「イエロー」。足が速く面倒見のよい兄貴分です。

長く生きていることから、仲間たちが連れ去られるところを多く見ており、連れ去られた仲間たちをよく心配しています。

元となったイエローダイヤモンドは、カラーダイヤモンドと呼ばれるものに分類される色のついたダイヤモンドです。

カラーダイヤモンドの中でもさらに天然で色のついたもの、人工的につけたもので分かれ、天然のカラーダイヤモンドは、ファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれて高値で取引されています。

ダイヤモンドの価値の基準に透明度がありますが、カラーダイヤモンドの場合発色の具合も価値の基準として見られます。

天然と人工を見分けるのは、素人目にはとても不可能なので、気になる場合は鑑定書を見る必要があります。

 

金剛先生

宝石たちを教育する人物で、宝石たちからは先生と呼ばれ慕われる存在です。

宝石たちとは違い、仏教僧のような姿で髪も剃髪。大柄な体格と月人を退けるほどの強い力で宝石たちを守っています。

主人公のフォスは、彼をとても慕い、戦って役に立ちたいと考えています。

作中で宝石たちとは違うような存在として描かれているため、明確にはわかりませんが、おそらく彼のモチーフも金剛石(ダイヤモンド)でしょう。

金剛石はダイヤモンドの和名です。

 

まとめ

今回は漫画の登場人物からダイヤモンドがモデルとなった宝石を紹介しました。

作中では硬さを生かした活躍が多いですが、現実では普段の生活から少しかしこまったビジネスシーンなど、漫画同様様々な場面で柔軟に活躍できるジュエリーです。

ダイヤモンドについては過去にも様々な記事を上げておりますので、気になった方はそちらもチェックしてみてください。