2021.09.02
誕生石とパワーストーンはとても密接な関係があります。
自分の誕生石を知り、それを選んで持っておくことで自然とその加護を受けることができます。
前回に引き続き、今回も8月の誕生石である「ペリドット」についての雑学をご紹介します。
ペリドットの石言葉は「夫婦愛、幸福、運命の絆」。
ペリドットは太陽の力を秘め、暗闇に光をもたらす力のあるパワーストーンとされています。
基本は地中深く、マントル付近や溶岩で発見されることが多いのでハワイの火山の女神「ペレ」の涙という別名も持ちます。
また、隕石からも発見されたことがあり、宇宙の神秘的な石としても見られています。
古代エジプトでも、太陽の力が秘められた石=太陽の象徴ということから暗闇を焼き払う護身符として、ファラオ(王)が崇拝するものとして大切にされていました。
ヨーロッパでも十字軍が持ち帰り、そのオリーブ色の輝きから”十字軍のエメラルド”として人々の希望となっていました。
上記のような逸話からペリドットは「太陽の石」とも呼ばれているため、ポジティブな意味とパワーが期待できるので、厄除けにぴったりです。
暗闇を照らすイメージから恐怖消し去るという意味も込めて、ネガティブな感情からも守ってくれるとされているので、お守りにも良いです。
また、パートナー同士で身につければ末永く良好な関係を続けることができ、幸福になれるとも言われています。
他にも愛の象徴とされるサードオニキスやアメシストと合わせて身につけるのがおすすめです。
太陽の石として重宝されるペリドットは、他にも「知性の石」とも呼ばれます。
中世ドイツの女性神秘家ヒルデガルドは、ペリドットについて「この石を身に着けている人は知性が強化されます。 初めから素晴らしい知能や技能を備えている人は、この石を心臓の上にあてることで、その知能や技能が失われることを防いでくれるでしょう」と語ります。
そのためペリドットを身につけるのにおすすめなのは、ネックレスです。
また、日本では結婚2周年の宝石とされているため、結婚記念日に贈るジュエリーとしてもぴったりです。
ペリドットはオリーブ色をしていることから、鉱石学では「オリビン」という別名を持ち、和名は「カンラン石」です。このカンランとはオリーブを意味します。
ギリシャ語では「黄金石」とも呼ばれています。
語源とは別の余談となりますが、古代ギリシャとローマでは「トパーズ」と呼ばれていたこともあるようです。
ペリドットは夫婦円満から厄除けまで、幸福が末永く続くように手助けをしてくれる石です。
古代から太陽からの使いとして崇拝されてきた由緒正しきパワーストーンを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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