9月の誕生石サファイアの雑学
2021.09.24
誕生石とパワーストーンはとても密接な関係があります。
自分の誕生石を知り、それを選んで持っておくことで自然とその加護を受けることができます。
今回も9月の誕生石である「サファイア」についての雑学をご紹介します。
石言葉
サファイアの石言葉は「慈愛、誠実、成功」。
サファイアの深い青色は心を落ち着かせ、真っ直ぐな気持ちを養ってくれると言われています。慈愛、誠実、成功というどの言葉もこの石にふさわしいと言えるでしょう。
サファイアを身につけることでイライラや心配事といったネガティブな感情を吹き飛ばし、自信をもたらすとされています。このことから、ポジティブな感情で成功を収めることができるパワーストーンとしてもサファイアは人気なジュエリーとなっています。
また、過去の記事でも触れていますが、サファイアはルビーではない赤色以外のコランダムなので、ルビーと同様の高い硬度を持ちます。その硬さから夫婦の絆を強める石とされ、パートナー同士で贈り合うのにも適しています。
石の持つ意味
サファイアは哲学者、聖人の石と言われ、神から恵みを受けた清らかな石として精神の再生をもたらす石として祀られてきました。そのことから聖職者たちに重宝され、枢機卿(すうききょう)や司教の指輪に用いられることが多かったそうです。サファイアの付いた指輪をした手で信者に触れることで、慈悲や誠実を与えるという意味もあるようです。
サファイアはありとあらゆる宗教のシンボルとされており、キリスト教でも聖母マリアを象徴する石と考えられています。
サファイアの語源
サファイアはラテン語の青を語源とし、はるか昔は青色の宝石が全てサファイアと呼ばれていた時期もあったようです。
しかし、サファイアは青だけではなくピンクやオレンジといったものも人気です。
特に昨今人気があるのはパパラチアサファイアです。パパラチアサファイアについては過去の記事で語っていますので、そちらをぜひ読んでみてください。
ラピスラズリ
ラピスラズリは主に12月の誕生石と知られていますが、9月の誕生石でもあります。
サファイア同様に深い青色が特徴で、日本では瑠璃と呼ばれるジュエリーです。
ラピスラズリの石言葉は「健康」「幸運」。パワーストーンとしては魔除けや知恵を授けてくれる、とされている守護石です。
ラピスラズリはサファイア同様に青色が特徴的なジュエリーですが、コランダムではないため、サファイアに比べると若干硬度が脆く、取り扱いには注意が必要です。
同じ青色のジュエリーでも、成分が違うというのは不思議なものですね。
まとめ
サファイアは神からの恩恵を受けているとされ、聖なる石として古代から語り継がれてきました。
実際に眺めてみても晴天のような青色が心に落ち着きをもたらし、余裕を与えてくれることでしょう。9月生まれではない方でも、一ついかがでしょうか?