2022.02.11
誕生石とパワーストーンはとても密接な関係があります。
自分の誕生石を知り、それを選んで持っておくことで自然とその加護を受けることができます。
今回も1月の誕生石である「ガーネット」についての雑学をご紹介します。
ガーネットの石言葉は「真実」「友愛」「情熱」。
清廉潔白で誠実な意味を持ち、情熱的かつ一途な愛の象徴として愛されるジュエリーです。
恋人への大切な贈り物にふさわしく、友愛という意味から大切な親しい友人に贈るのにも適しています。
また、後述で紹介する実りの象徴という意味からも、受験や就職のような大きな挑戦を支えてくれる力があるとも言われます。
ガーネットという名前も語源は、ラテン語の種を意味する「Granatus(グラナタス)」を意味し、ガーネットの石がザクロの種子が集まっている様子と似ていたことからザクロとの関連性が結び付けられています。
ちなみに、果物のザクロは、ギリシャ神話では永遠を意味し、ガーネットの神聖さを際立たせています。
そんなガーネットは人類の歴史上で最古の宝石の一つと言われており、世界各地で古くから神聖な石として重宝されていました。
旧約聖書ではノアの箱舟の洪水の中、船を導き、道を示す宝石として、古代エジプトでは王であるファラオの首元を飾る威光を示す宝石として、中世ヨーロッパの時代では、生命の赤色として血液の象徴の宝石として人の生活を彩ってきました。身に着けることで血液の循環を良くして、生命力を高め、人生をよりよく長く生きるという願いが込められています。
ガーネットは一般的にザクロや血液といった赤を連想するもののイメージが強いですが、赤色以外のガーネットもあり、グリーンやオレンジといったものもメジャーです。しかし、赤色以外のガーネットは、赤色ほど数がなく、形成にそれぞれ化学的な特別な条件が関わっているため、希少価値が高いです。
また、日本では、結婚18周年記念のジュエリーとして扱われています。
最古の宝石と呼ばれるガーネット。他にも最初という言葉にとても縁があります。
欧米では、子どもが一番最初に手にするジュエリーとして、贈る習慣があります。石言葉の誠実なイメージから、人生に対して誠実に育ってほしいという親の願いが託されています。
1月の誕生石として選ばれたということも、1年の最初の月という位置ですね。
1番目の月がガーネットとなった理由は、ガーネットを構成する結晶がとてもきれいに整っていて美しいということに由来しています。
深い赤色が大人な印象をプラスしてくれるガーネット。
大人な雰囲気の中で、静かに燃える情熱的な一面もアピールできるジュエリーです。
自分用にも贈り物にも、ガーネットをおすすめします。
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